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『空をゆく巨人』刊行記念 Ario’s Tea Partyのお知らせ


『空をゆく巨人』刊行記念 Ario’s Tea Party

お茶会、トークセッション、アートや写真展が入り混じったカオスな3日間

 

Ario’s Tea Partyってなに?

『空をゆく巨人』に繰り返し出てくる「心の壁」。本の主人公のひとりであるアーティスト・蔡國強さんは、見える壁は壊せるけれど、心の中の「見えない壁」は簡単には壊せないと語ります。そこで、川内有緒が自由参加のお茶会 「有緒式アフタヌーンティ」を企画します。みんなで温かいお茶を飲みながら、見えない壁を端っこだけでも壊してみせんか?

会場では、フランス人アーティストのブルーノ・デュモンによる「壁を壊す」をテーマにしたインスタレーション作品や、『空をゆく巨人』に関連した記録写真の展示も。そして、スペシャルゲスト3人との対談(要事前予約)にサイン会と盛りだくさんです。

日時:11/23、11/24、11/25

場所:渋谷区恵比寿1-23-21 ヤマトハイツ1F HALO SPECE3

 

有緒式アフタヌーンティってなに? (予約不要)

11/23、11/24 13:00-16:00、

11/25 14:30〜17:00 (17:00〜クロージングイベント&乾杯!)

その場にいあわせるというのも何かの縁かも? せっかくだからテーブルを囲んで、お茶を飲みませんか? 本を書く人、読む人、編集する人、本に出てくる人、みんなでお茶を飲めば、「心の壁」を端っこだけでも壊せるかも? 有緒もずっと会場にいますので、気軽に声をかけてくださいね。

本にも出てくる中国福建省のおいしいお茶のほか、有緒の周りのお茶ラバーたち推薦のお茶をお出しします。先着20名に特製フォーチュン・クッキー(by atelière)をプレゼント。

お茶ラバーたち

  • 小倉ヒラクさん/発酵デザイナー

  • 和田文緒さん/アロマセラピスト

  • 矢萩多聞さん/装丁家

⭐︎ 可能なかたはお気に入りのマイカップをお持ちください。

⭐︎ 時間内は誰でも自由に参加できます(参加費500円〜/お茶代)

(※トークセッションの時間帯はトークを事前予約した方だけが入場できます。アフタヌーンティーへの参加は、予約不要です)

 

スペシャルトークセッション (要事前予約)

1)「二人の巨人はこうして出会った」志賀忠重×川内有緒 (要予約)

11月23日(金・祝) 16:30-18:00  (開場16:00)

物語の主人公である志賀忠重さんと川内有緒の豪華対談。志賀さんにとって蔡國強さんとはどんな存在なのか。その驚きの出会い、いわきの海での作品「地平線プロジェクト」、そして蔡さんがスーパースターになるまでの軌跡、世界での作品制作秘話、いわき万本桜の現在と未来など、『空をゆく巨人』を様々な角度から語り尽くします。

参加費 3800円(サイン本つき)定員:40名

申し込みはコチラ→: https://ario-teaparty.peatix.com/

志賀忠重(いわき万本桜代表)プロフィール

1950年、福島県生まれ。大学卒業後、就職した会社を辞め渡米。帰国後山小屋を建て自給自足を目指す。兄のガソリンスタンドで働き起業、山小屋生活をヒントに太陽熱温水器を販売。実績2万台。依頼を受け、数々の企業を再生。大場満郎の世界初北極海単独徒歩横断をベースマネジャーとして成功に導く。蔡の無名時代から数々の作品を共に制作。現在、いわきの山々に99,000本の桜を植える「いわき万本桜プロジェクト」を行なっている。

2)「蔡國強のビッグバンに立ち会って」 芹沢高志×川内有緒 (要予約)

11/24 (土) 16:30-18:00 (開場16:00)

蔡國強さんの原点とも言われる伝説的な展示「原初火球(中国語でビッグバンの意)」(東京・P3 art and environment)、そして、爆発の光で宇宙と対話する「万里の長城を1万メートル延長するプロジェクト」(嘉峪関・中国)を企画した芹沢高志さんによる貴重なトーク。アートってなんて自由なんだろう!と川内有緒を爆笑させたエピソードの数々、またアーティスト・蔡國強さんの黎明期、そして芹沢さんたちが切り拓いてきた現代アートの時代と未来を語ります。

参加費 3800円(サイン本つき)定員:40名

申し込みはコチラ→: https://ario-teaparty.peatix.com/

芹沢高志 プロフィール

P3 art and environment 統括ディレクター。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計画に参加したことをきっかけに、89年にP3 art and environmentを開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開。とかち国際現代アート展『デメーテル』総合ディレクター(02年)、横浜トリエンナーレ2005キュレーター、別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』総合ディレクター(09年、12年、15年)、さいたまトリエンナーレ2016ディレクター。著書に『この惑星を遊動する』(岩波書店)、ほか多数。

3) 「アーティスト&著者と読む『空をゆく巨人』、執筆ウラトーク」エツツ×川内有緒

25日 12:30〜14:00 (開場12:10) (要予約)

大人気企画「有緒とエツツのワインとおしゃべり」のお茶会バージョン。有緒が本を書くきっかけとなったパリ在住アーティストのエツツを相手に、『空をゆく巨人』執筆のウラ話、秘話、そして『パリでメシを食う。』から現在まで、モノを書きながら生きることについてお茶を飲みながら気楽に語ります。

参加費 3800円(サイン本・お茶つき) 定員40名

申し込みはコチラ→: https://ario-teaparty.peatix.com/

エツツ(エツコ・コバヤシ)プロフィール

パリ在住アーティスト、長野県生まれ。2001年にアーティストになることを目指し渡仏。パリの不法占拠アトリエ(通称スクワット)「59 Rivoli」と出会い、絵を描き始める。美術の専門教育を受けたことがないゆえに生まれた大胆な色彩と独特なラインの絵画は多くの人の目にとまり、フランス、イギリス、アメリカなどのギャラリーで個展を開くようになる。以来17年に渡りパリで暮らす。その波乱の人生は『パリでメシを食う』(幻冬舎)に詳しい。

インスタレーション作品

フランス人アーティストのブルーノ・デュモンが「見える壁、見えない壁」をテーマにしたインスタレーション作品を発表! どんなものになるかはお楽しみ。共同アトリエ「59リヴォリ」や美咲芸術世界の仲間、ツチヤ・ヨースケと共同制作します。

ブルーノ・デュモン プロフィール(アーティスト)

パリを拠点とするアーティスト。パリ中心地にある伝説的な不法占拠アトリエ(通称スクワット)「59リヴォリ」の三人のリーダーひとり(その後アトリエは合法化)。自作の小屋を建て、暮らすこと自体を表現活動とする「小屋主義者」で、いくつもの小屋を建てて暮らしてきた。小屋作品で岡山県の「美咲芸術世界」にも参加している。今回は、「59リヴォリ」や美咲芸術世界の仲間、ツチヤ・ヨウスケと一緒に作品を作ります。

記録写真の展示

『空をゆく巨人』に関連する記録写真を展示します。蔡國強さんがいわきで発表した「地平線プロジェクト」などの制作風景や、「いわきチーム」の世界各地での活動、「いわき回廊美術館」の風景などがご覧になれます。

クロージング・イベント

12/25 (日) 17:00〜17:45

最後はみんなで「壁」を壊して、乾杯しましょう!

本にも登場する幻の合唱団もやってきます。

本の一場面が再現されるかも!?

出演:広尾小学校OB合唱団 指揮:高橋保則 伴奏:秋山みさ子

 

『空をゆく巨人』ってどんな本?

 福島県いわき市の会社経営者、志賀忠重と、中国福建省出身の世界的現代美術家、蔡國強(ツァイ グオチャン/さいこっきょう)。生まれた国も、育った環境も違う二人は、80年代にいわきで出会い、数々の作品を生み出してきた。砂浜に埋もれた大型木造船を掘り出した作品、海に導火線を置いて走らせた炎……。蔡が描いたスケッチを、日頃アートに縁のない志賀氏らが頭と体を使って形にしていく――。

 そんな二人の最大の作品が、東日本大震災の翌々年の「いわき回廊美術館」。周辺の山々では、震災後に志賀がはじめた99,000本の桜を250年かけて植樹する「いわき万本桜プロジェクト」も進行している。二人の「巨人」の足跡を辿りながら、美術、ひいては「文化」というものの底力を問う友情の物語である。

2018年11月26日(月)発売

1700円(税別) 集英社刊

『空をゆく巨人』 推薦の言葉 

スタジオジブリ 鈴木敏夫さん

ひとりの人間が出来ることなど、たかだか知れている。しかし、ふたりになると奇跡が起こる。

中国福建省出身の蔡國強と福島県いわきの会社経営者志賀忠重。

ふたりは、80年代末にいわきで出会い、数々の作品を生み出して来た。

そして、蔡國強は、現代美術の世界的なスーパースターになった。

ぼくは、この話を他人事として読むことは出来なかった。蔡國強と宮崎駿が折り重なった。ぼくは、この長い物語をたった二日間で一気に読んでしまった。

ちなみにぼくは、川内有緖さんの事を子供のころから知っている。

恵比寿にある小さなマンションの8階にぼくの一家が、9階に彼女の一家が暮らしていた。ぼくはいまでも彼女のことをこう呼ぶ━━あっちゃん、やったね! 開高健賞、おめでとう!

スタジオジブリ 鈴木敏夫

 

Ario’s Tea Partyタイムスケジュール まとめ!

11/23 13:00-15:30 有緒式アフタヌーンティ&作品展示

16:30-18:00 トークセッション Part1 志賀忠重×川内有緒 (要予約)

11/24  13:00-15:30 有緒式アフタヌーンティ&作品展示

    16:30-18:00 トークセッション Part 2芹沢高志×川内有緒 (要予約)

11/25 12:30〜14:00 トークセッション Part 3 エツツ×川内有緒 (要予約)

    14:30〜17:00 有緒式アフタヌーンティ&作品展示

    17:00〜17:45 クロージングイベント

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渋谷区恵比寿1-23-21 ヤマトハイツ1F 

HALO SPECE3(恵比寿駅徒歩6分)

イベントに関する問い合わせ

moveart1000@gmail.com

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クレジット

企画:川内有緒

企画協力:集英社、MOVE Art Management

アートディレクション:高野美緒子、

イラスト:エツコ・コバヤシ

パネル写真:小野一夫

トークゲスト

:志賀忠重、芹沢高志、エツコ・コバヤシ

インスタレーション作品:ブルーノ・デュモン

お茶ラバー:小倉ヒラク、和田文緒、矢萩多聞

お菓子:atelière

出演:渋谷区立広尾小学校OB合唱団、高橋保則(指揮)、秋元みさ子(伴奏)

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