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イスラーム映画祭で見た希望


本日は、イスラーム映画祭にて「泥の鳥」という映画の後に、トークセッションでした。映画の中にバウル音楽がかなり重要なメッセージとして流れるということで、その解説にと読んでいただきました。着いてみたら、場内は満席!立ち見の方もちらほらと。

正直に言って、行く前はバングラデシュの独立戦争時代という華やかではないテーマの映画をどのくらいの人が見にくるのか想像もついていなかったのですが、実際は満席ですごい熱気! いやあ、これな、すごい映画祭だわ、とピッと背筋が伸びました。 バウルにも関心を持ってしっかりと話を聞いてくれ、本を買ってくれる人が大勢いて、嬉しいを通りすぎて、ひたすらびっくり。

映画祭の公式HP http://islamicff.com/

私、この映画祭に参加できて、希望の形を見ました。 バングラデシュを、いや、イスラームという日本から遠い文化や宗教を知ろうと映画館まで足を運ぶ人がこれだけいるんだって。行動して、知って、感じたことって自分のものだよね。それこそが、誰にも取られない確かなもの。そういうものを大事にする人がいっぱいいる限り、まだ日本という国の未来にも希望はあるって。大げさに聞こえるかもしれませんが、強くそう感じてました。

そして、この映画祭を一人で、手弁当で企画、運営している藤本さん。すべてのリスクを背負って、この映画祭をやっています。 「テロに関するニュースが多いなか、ムスリムに対する感覚が麻痺している人が多いと思うんです。私は宗教に詳しいわけではありませんが、自分の足でそういう国に足を運んできたから、偏見はない。過激派がなにをしようと、一般のムスリムが違うのはわかっています」 「映画というのは、その国を訪れるような擬似体験ができるものだと思っています。だからこそ、その国々の人たちの生き方が見えるような映画を見てもらいたい。そうして、身近に感じてもらいたいんです」 いやあ、その通りです。

「泥の鳥」がかかるのは後二回。とても貴重な機会です。 よかったらぜひおいでくださいね。

藤本さんのインタビュー記事はこちらで読めるようですので合わせてぜひ。 https://www.buzzfeed.com/kotahatachi/ta-tta-hitori-de-hajime-ta-i-su-ra-mu-eigasai-ga-sugoi-he-i?utm_term=.krg7y316e#.fq2k8OXd5

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